塗装工事を行うにあたり大事になる色決め。色一つでお家の印象はガラリと変わります。
今回は色選びは何から選べばいいのか、ご説明させていただきます。
外壁塗装を契約されて、工事内容・使用する塗料・工事の時期などが決定し、いよいよ建物の印象を左右する大切な色選びの段階に入ります。
色選びは大きく分けて
①塗料のカタログ
②塗り板見本
③日塗工の色見本
④カラーシミュレーション
から決める事ができます。
①塗料のカタログ
日本ペイント・エスケー化研・関西ペイント…など各塗料メーカーは製品ごとのカタログを出しています。カタログには色見本がついていますのでその中からご希望の色番号を指定する事が出来ます。
工事を請け負う業者から入手する事が出来ます。
②塗り板見本
A4サイズ程の板に実際の塗料を塗ったサンプルの板の事です。
カタログや色見本では小さくてイメージが湧きにくいという方も、塗り板を外壁に当てて確認したり、屋外の太陽光に当てて実際に屋根・外壁に塗られた際のイメージをつかむ事ができます。
何枚も用意できない場合があるので、ある程度カラーが絞られてきた際に利用されると良いでしょう。
③日塗工の色見本
一般社団法人日本塗料工業会が作成している色見本帳と呼ばれるものです。
色数は多いですが、塗料の種類により対応いていない色番号もありますので、使用されたい塗料にご希望の色が対応しているか確認が必要です。
④カラーシミュレーション
パソコンを使い、実際の外観写真に希望の色を塗った際のイメージをシミュレーションするものです。
近年はカラーシミュレーションを導入している会社が多くなりました。
塗り板見本のように正確ではないですが、外観のイメージが湧きやすいのがメリットです。
雰囲気をつかむための参考にされると良いでしょう。
いくつか塗装工事の際の色を決める方法をお伝えしました。
大切な色選びを後悔しないために、希望や疑問を工事担当者にしっかり話して納得のいく色選びにすることで、より一層新しい装いになったお家を楽しめる事と思います。