リーズナブルな価格で施工できる塗料です。弾性があり、ひび割れに強いのが特徴です。しかし、耐用年数がほかの塗料より短めなので、塗替え回数が多くなってしまうデメリットがあります。
キクスイ:ファインコートウレタン
エスケー化研:クールタイト
日本ペイント:ファインUVベスト
一番人気のシリコン塗料。一番の理由は、性能と価格とのバランスの費用対効果の良さです。耐候性・耐汚染性・耐水性ともに優れ、耐用年数もウレタンに比べ高く、コストパフォーマンスに優れています。
キクスイ:SPパワーサーモSi
エスケー化研:クールタイトSi
日本ペイント:サーモアイSi
フッ素塗料は、航空宇宙産業機器に使われるほど耐候性・ 耐寒性・低摩擦性・不燃性に優れています。親水性が高く、 外壁に付着する汚染物質は、雨で流れ落ちていきます。価格は高くても長く美観をキープしたい方に。
キクスイ:パワーサーモF
エスケー化研:クールタイトF
日本ペイント:サーモアイF
断熱・遮熱2つを持った省エネ効果を発揮する塗料です。 断熱効果の熱を通しにくい効果と、遮熱塗料の熱を反射して跳ね除ける効果により、夏涼しく冬暖かく過ごせる快適空間へと導きます。
1.屋根の寿命を延ばす。
棟板金やトタン屋根などの錆の発生を抑え、スレートや金属部分の腐食が防止でき、屋根の寿命を延ばすことができます。
2.雨漏りを予防する。
屋根に劣化症状がでると、雨漏りにつながる可能性があります。塗装によってひび割れの発生を未然に防ぎ、雨漏りを防ぐことが可能です。
3.美観の向上
外壁も住宅の印象を左右しますが、屋根も住宅の外観の大面積を占めますので屋根を塗装することで、住宅全体の印象が変わります。
4.遮熱性・断熱性が高まる
遮熱塗料・断熱塗料等の機能性塗料を使用することで、遮熱性・断熱性が高まります。
屋根と外壁の塗装を一緒に行うとお得だと言われているのには理由があります。それは足場代が二重でかからないからです。
例えば、一度の塗装で足場代は10万円かかるとします。屋根と外壁の塗装を別々に行うとすると、10万円×2となり20万円となります。
しかし屋根と外壁の塗替えを同じタイミングで行えば足場を一度しか組む必要がない ので、10万円で済みます。
建物の大きさが大きくなればその分、足場の金額も高くなっていくので、一度の塗装で全てを塗装することが費用を抑えられるというメリットになります。
また、一度に行う事で塗りかえるタイミングを忘れなくて済みます。
外壁・屋根別時期に塗替えた場合の足場費用の例
外壁・屋根同時期に塗替えた場合の足場費用の例
費用をかけず最大限の効果を発揮できる塗料
耐久性と費用両面で納得されたい方はコストパフォーマンスに優れたシリコン系塗料がオススメです。 価格を抑えつつ長持ちできるシリコン系塗料が使われるようになり、今では主流となっている人気の塗料です。
屋根を長持ちさせてくれる塗料
屋根を長持ちさせたいなら、耐用年数の高いフッ素系塗料や無機塗料がオススメです。 熱や水に強く、カビや藻の繁殖を防いだりといった頑丈な塗料なので、他の塗料に比べて塗り替え頻度を減らすことができます。
遮熱・断熱効果のある塗料
温暖化や異常気象の増加により、遮熱・断熱塗装の人気も高まっていますが、中でも人気なのが、株式会社日新産業が開発した「ガイナ」という塗料です。
とにかく安く塗替えしたい方
屋根塗装を頻繁に行なう方、長く持たせる必要がないといった場合は、価格の安いアクリル・ウレタン系塗料がオススメです。グレードは低いですが費用は抑えられます。