外壁・屋根の塗装工事の流れ
2022.07.05 09:59
塗装工事の各工程
外壁・屋根塗装工事をお考えの方の中に、「実際に工事は何日ほどかかるのか」気になるところかと思います。
建物の大きさや、塗装箇所、天候にも大きく左右される塗装工事ですが、工期は
10~2週間が目安です。
塗装工事の流れをご説明いたします。
・近隣へのごあいさつ 1日
ご近所へのお宅へ工期のご説明とご挨拶をさせて頂きます。
施主様もご近隣様も含め、工事がスムーズに気持ちよく進められるようご近所様への1件1件ご挨拶へ伺います。
・足場工事 1日
足場の設置を行います。
建物全体を塗装する場合、高所作業となるため、足場を仮設します。足場業者にて仮設します。足場の資材搬入で大きなトラックが出入りしますが、施主様はじめご近隣様のご迷惑ならぬよう配慮いたしますので、ご安心ください。
・高圧洗浄 1日
建物全体を高圧洗浄で丁寧に洗浄します。建物に付着した汚れや苔を洗い落し、塗料の付着を良くします。
・下地処理 1日
下地処理とは、
・金属のさび、木材のカビ、既存の塗膜を除去するケレン
・サイディング壁の場合はパネルの間の目地と呼ばれる箇所に打っているコーキングの打ち増し打ち直し
・モルタル壁の場合はひび割れや剥がれの箇所の補修
など、塗装作業の前に行う下地作りの事です。
この下地処理の作業を丁寧に行うことが、その後の仕上がりと塗装の持ちを左右します。
・養生 1日
養生はと、塗装作業をする際に塗料が付いてはいけない箇所をビニールなどで保護する作業の事です。養生がいい加減だと塗り残しやはみ出たりするので、注意が必要です。
養生作業が丁寧できれいな塗装業者ほど、養生作業もきっちり行っています。
・外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り) 3~5日
シーラーやフィラーと呼ばれる下塗り材を塗装し、上塗り材で中塗り・上塗りの作業を行います。材料によって塗布回数は異なる場合があります。
下塗りは、外壁の素材と塗料の付着力を高め、より高い耐性の塗膜を作る作業です。
中塗りは、外壁の色決めに選んだ材料の1回目の塗布です。
上塗りは、塗膜に十分な厚みを持たせムラを無くし美しく万全な塗膜を作る作業です。
・屋根塗装(下塗り・中塗り・上塗り) 2~4日
※外壁塗装工事のみの場合は除く
外壁塗装と同じ工程で塗装工事を行います。
・付帯部塗装 2~4日
樋・軒天・笠木・破風板等、外壁の他の建物に付帯している部分の塗装作業を行います。
・検査・足場外し・清掃 1日
万一の塗り残しが無いか、点検します。
足場を外し、清掃作業を行いお引渡しとなります。
このような工程を経て塗装工事は完了いたします。
外壁塗装だけをご依頼される方や、付帯部は建物により様々ですので若干の誤差はあります。
また、作業に入る職人の数により作業日数に違いが出てきます。
参考になさってください。