塗装業者選びの条件・国家資格1級塗装技能士とは??

2022.08.08 14:11 業者選びと見積価格

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いくつもある塗装業者の中から、塗替え工事を任せる業者を選ぶ基準は人それぞれいくつかあるかと思います。


施工実績や、担当者の人柄や対応、など様々ありますが優良業者を選ぶ方法はいくつか挙げられます。


塗装業は資格や許可書を取っていなくても始められますが、国家資格もあります。
大切なお家の塗装工事を任せるなら、きちんとした資格のある業者に任せたい方が多いのではないでしょうか?

具体的には、会社の県知事許可や職人の1級塗装技能士の資格取得などがあります。


今回は「国家資格・1級塗装技能士」についてお話したいと思います。
塗装技能士は、職業能力開発協会が年1回実施する資格で筆記試験・学科試験の両方を合格したら取得できる国家資格です。厚生労働省が主催する技能検定の1種になります。



13級までありますが、1級塗装技能士の受験資格は7年以上の実務経験が必要になります。きちんとした現場経験をもった職人のみが受験できる資格ですが、合格率は50%です。1級塗装技能士は建築塗装に関して、幅広い知識と実務経験が必要な国家資格になります。



試験内容は、

・学科試験
塗装一般
材料
色彩
関係法規
安全衛生
建築塗装法
より出題

・実技試験
建築塗装作業(パテ塗・ケガキ・調色など実技)を所定時間内に完了、片付を行います。




試験内容から見ても、1級塗装技能士の資格を持った職人は、知識面・技術面において国がお墨付きを与えた職人であることが分かりますので、施工を任せる業者の中に何人の1級塗装技能士が在籍しているか確認してみるのも良いかもしれません。